《双書》アジアの村から町から<br> ドローンとメロディー―東南アジアの音楽思想

《双書》アジアの村から町から
ドローンとメロディー―東南アジアの音楽思想

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784880081274
  • NDC分類 762.23
  • Cコード C0073

内容説明

東南アジアの民衆の音楽から新しい現代の音楽をみちびく試み。アジアを代表する音楽学者・作曲家の初の論文集。

目次

第1章 東南アジア音楽思想の源泉
第2章 東南アジア音楽における古典主義
第3章 東南アジア人の音楽
第4章 東南アジアの音楽と音楽的表現
第5章 フィリピンの音楽
第6章 アジアにおけるゴングとゴング系楽器の研究の諸側面
第7章 フィリピンの楽器におけるドローンとメロディー
第8章 東南アジアの音楽における時間概念
第9章 東南アジアの新しい音楽の要素
第10章 音楽における原始テクノロジーと近代テクノロジー
第11章 アジア新音楽の形成要素としての発明・ドローン・人口

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

渡邊利道

2
フィリピンの音楽家ホセ・マセダが、フィリピンを中心に東南アジア全域の音楽の歴史・構成・理念・現状を理論的、実践的に論じた本。ヨーロッパ・インド・中国とも異なって自然と共鳴しつつ、ドローン(反復)とメロディー(変化)を軸に展開されたものとして東南アジアの音楽を分析する。楽器、調律法、五度の音程関係、四拍(四という数字)などが抽出される。生活の中の音楽、聴衆の参加の議論など、ちょっと沖縄を想起させる部分もある。2017/07/22

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