内容説明
憶測や想像ならいくらでもできる。何が事実で、何が根拠のある推論なのか、そしてどこからが違うのか。「拒食症」や「過食症」は医学の領域であり、根拠のない憶測や想像の独り歩きは、ともすれば当事者の生命や一生を左右しかねない。情報源にはそれなりの責任が伴うのだ。本書では、読者の方が摂食障害の成り立ちや治療についてできるだけ客観的にみられるような「情報」を提供している。
目次
摂食障害とは何か
摂食障害の診断のされ方
摂食障害における食行動の異常
数字でみる患者さんのプロフィール
摂食障害の病態生理―体のしくみ
摂食障害の病態生理―心のしくみ
摂食障害の身体的異常とそのメカニズム
摂食障害に伴う精神的変化について
神経性食欲不振症と鑑別を要する疾患
摂食障害の治療
家族の対応
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- 和書
- 自然と人間の関係の地理学
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- 和書
- 神経回路と情報処理