感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
7
【再読】初学者向けの「面接法」の続編。受け持つ臨床について、借り物でない自分なりの方法論を築くための指南書。「言葉は最上の「投影法」である」「臨床家は日常語で話し感じ、専門語で思考する」「一つの専門理論が理論矛盾、理論崩壊を示したところにこそ、「人間」が見えるのである。」また、「ケースを一行で表現できるようにする。」という指南はやってみようと思った。あと、第二部では著者から読者へ投げかけられた問がいくつか。インフォームド・コンセントにおける代理判断については、考えさせられた。2015/12/02
ひろか
3
『すごい』の一言。前著に引き続き、名著とされるであろう。中級者向けであり、かなり難しいが、奥深い。2012/02/19
あいら
2
時間をかけて読み終わりました。難しかったです。所々印象に残った箇所もありました。2017/08/20
Kei
2
日常語は現象に近い言葉である。それは生きた言葉である。日常の出来事の中で変化し流転する言葉である。日常語によって人は人として他人と出会う。日常語によって他者の心の「響き」を感じる。しかし,日常語は多義的で無限の次元を含んでいて定義不能である。それ故に,人の心が日常語に投影される。 242013/05/03
riviere(りびえーる)
1
前著「面接法1」から10年たっての続編。こちらは中級向けで少し難しく、1巻に比べると著者の見識が色濃く反映されています。名著であることは間違いないけれど、普遍性という意味では1巻の方が読み継がれるのではないかと思います。2012/08/15
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- 和書
- ドイツ中世後期の歴史像