出版社内容情報
《内容》 我が国の精神科救急医療、地域保健福祉のための絶好の書
今日、全国の消防署の救急隊から「早く精神科救急システムの整備を」という声が聞かれている。また、精神科救急入院料の導入などにより、新しい精神科医療展開の軸ともなる可能性が高まっている。
本書は、本邦初の精神科救急センターでの20年におよぶ運営経験をもとに、その実際と問題点などを歯切れの良い筆致で解説したものである。
副題の「使い方」とは精神科救急に従事する人々のための仕事の仕方への示唆ということも含まれ、すべての精神科救急医療従事者のため必携の書である。
《目次》
どんな患者が搬入されるか?
なぜ精神科救急か?
精神科医療の未来と精神科救急
精神科救急病院の設計図-ソフトウェアを中心に
精神科救急病院の設計図-ハードウェアを中心に
治療へのスタンス
短気救急精神療法
救急精神療法の実際
診断・クスリ・救急対応マニュアル・電撃療法
精神保健法・法施行事務・インフォームドコンセント
自殺
GLOSSARY
文献
資料1~15