詩人はすべて宿命である―萩原朔太郎による詩のレッスン

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詩人はすべて宿命である―萩原朔太郎による詩のレッスン

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  • サイズ 46判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336073938
  • NDC分類 911.16
  • Cコード C0093

内容説明

萩原朔太郎による詩歌の鑑賞、朔太郎が愛した詩人たちに関するエッセイと、『月に吠える』から『宿命』にいたる自作解説等をあつめた萩原朔太郎による“詩の入門”と、“萩原朔太郎の詩”の入門。

目次

1 詩の鑑賞・詩の理論・ことば(詩の作り方;日本に於ける未来派の詩とその解説(山村暮鳥『聖三稜玻璃』について)
大正の長詩鑑賞(北原白秋、福士幸次郎、自作詩「恋を恋する人」、室生犀星、高村光太郎、佐藤惣之助の詩について) ほか)
2 朔太郎の評価した詩人たち(大手拓次について;萩原恭次郎について;三好達治について ほか)
3 自作詩・詩集について(『月に吠える』について;『青猫』について;『純情小曲集』について ほか)

著者等紹介

萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より『明星』に短歌が掲載される。1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱樂』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。1917年第一詩集『月に吠える』を刊行し、日本近代詩の確立者となる。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍。詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没

安智史[ヤスサトシ]
1964年生まれ。立教大学大学院博士後期課程修了。愛知大学短期大学部教授

栗原飛宇馬[クリハラヒウマ]
1973年生まれ。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻修了。デジタルハリウッド大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Y.Yokota

3
朔太郎による、詩や詩人について論じた文章、また自作について論じた文章を収めた本。読んでいて思ったのは、朔太郎は非常に「タフ」だなということ。それは、読んでいて朔太郎が「詩」という存在に対して尋常ならぬ信頼感を抱いていたのだろうな、と感じたから。実生活では気弱な面もあったとのことですが、他人の詩や自分の詩について述べる時、評価の仕方は色々ありますが、しかしそこに「詩が在る」こと、これについては何ら疑いのかけらも持ち合わせていない。それが生きる原動力だったのかなと思います。2023/02/02

しお

2
最初の「詩の作り方」というエッセイが本当に良かった。批評の切れ味が鋭くて思わず笑ってしまった。西脇順三郎を褒めているのか貶しているのか複雑だったが、言いたいことはよく分かると思った。漢語ではなくひらがなを多く詩に使うことについて自分で解説していたが(退屈で歯切れの悪いネバネバした言葉が「青猫」には適していたという)、彼の文章はその狙い通り、基本的に粘っこいなと思った。2024/02/23

おんおん

2
詩に全く明るくないけど、興味深い内容が盛り沢山だった。朔太郎の表現のセンス、日本語に対する批判的追求、朔太郎から見た他の詩人の評価。また朔太郎自ら彼の詩を解説してくれるのは、初学者にとって大変助かった。2023/08/25

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