内容説明
萩原朔太郎による詩歌の鑑賞、朔太郎が愛した詩人たちに関するエッセイと、『月に吠える』から『宿命』にいたる自作解説等をあつめた萩原朔太郎による“詩の入門”と、“萩原朔太郎の詩”の入門。
目次
1 詩の鑑賞・詩の理論・ことば(詩の作り方;日本に於ける未来派の詩とその解説(山村暮鳥『聖三稜玻璃』について)
大正の長詩鑑賞(北原白秋、福士幸次郎、自作詩「恋を恋する人」、室生犀星、高村光太郎、佐藤惣之助の詩について) ほか)
2 朔太郎の評価した詩人たち(大手拓次について;萩原恭次郎について;三好達治について ほか)
3 自作詩・詩集について(『月に吠える』について;『青猫』について;『純情小曲集』について ほか)
著者等紹介
萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より『明星』に短歌が掲載される。1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱樂』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。1917年第一詩集『月に吠える』を刊行し、日本近代詩の確立者となる。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍。詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没
安智史[ヤスサトシ]
1964年生まれ。立教大学大学院博士後期課程修了。愛知大学短期大学部教授
栗原飛宇馬[クリハラヒウマ]
1973年生まれ。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻修了。デジタルハリウッド大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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