出版社内容情報
《内容》 本書は厚生省悪性症候群研究班の研究成果の集大成として、臨床の先生方に役立つようにまとめられた。 悪性症候群という概念は抗精神病薬が登場し、臨床に応用されたときからすでに報告されていた。しかしその実態は明らかにされておらず、病態は不明のままであった。本書は、精神科領域では最も致死率の高い悪性症候群の実態を明らかにし、可能な限りその病態を解明することにより、日常臨床において抗精神病薬を使用されている先生方にとっての必携の書である。
目次
第1章 悪性症候群の歴史と概念
第2章 疫学
第3章 病態理解のための基礎知識
第4章 悪性症候群の病態
第5章 悪性症候群の臨床症状
第6章 悪性症候群の臨床検査所見
第7章 診断
第8章 治療
第9章 予防と再発
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