出版社内容情報
《内容》 「胆石溶解剤レガノン」「防御系抗潰瘍剤セルベックス」「プロトンポンプ阻害抗潰瘍剤パリエット」「ED治療剤バイアグラ」の4品目の新薬開発を成功に導いたサクセス・ストーリーの原動力になったのは意外にも「劣等感の体験」であった。
いかなる障害があっても、問題解決に向かって創薬物語を推し進めていく。
自分の知だけを頼りに不屈の精神でいく姿に感動する。
一ツ橋大学教授、竹内弘高氏、推薦。
《目次》
●貧乏力
I. 原風景
1.美濃の風土
2.幼年時代
3.川漁師
4.クロマイ
5.母の貧血
6.メニエール氏症候群
7.大学時代
II. 駆け出し時代
1.エーザイのプロモーター制
2.これ何の薬になるの
3.新しいテーマ
4.父の検診
5.丸山ワクチン
6.父の闘病
7.好きな事やっとけよ
●創薬物語
III. 新薬創出の問題点と提案
1.膨らむ研究開発費
2.減少する新薬数
3.選択と集中
4.FDAの提言
5.革新技術の創薬への寄与
6.開発段階での医薬品評価の革新が必要
7.開発段階を効率化するClitical Path Research
8.効率よい新薬創出に向けての提言
IV. 胆石溶解剤
1.苦難の始まり
2.UDCAが胆石を溶かすはずがない
3.胆汁酸勉強会
4.内憂外患
5.念ずれば通ず
6.援助
7.申請
V. セルベックス
1.胃潰瘍の歴史
2.セルベックスの開発着手
3.画期的な新薬も最初は単なる化合物
4.シメチジンの開発史
5.胃潰瘍の薬は存在しない(研究開発担当者にとって)
6.二重盲検試験
7.申請
8.データ捏造事件
9.発売に向けて
10.胃炎の適応追加
VI. 膵炎治療剤(E-3123)の失敗
1.二重盲検試験覚書
2.初期第二相試験
3.後期第二相試験
4.二重盲検試験仕上げ
5.二重盲検試験成績の推定
VII. パリエット
1.プロトンポンプ阻害剤(PPI)
2.PPIの研究開発経緯
3.パリエットの研究スタート
4.闇開発
5.対決
6.プロモータと用量設定
VIII. バイアグラ
1.性の復権
2.バイアグラの発見
3.作用機序
4.物差しを作る
5.報道
6.ブリッジング試験第一号
7.朝食が豪華になりました
目次
貧乏力(原風景;駆け出し時代)
創薬物語(新薬創出の問題点と提案;胆石溶解剤;セルベックス;膵炎治療剤(E‐3123)の失敗
パリエット
バイアグラ)
著者等紹介
伊藤正春[イトウマサハル]
1946年、岐阜に生まれる。70年、東北大学卒業。同年、エーザイ株式会社入社。1999年医学博士号を取得。ファイザー製薬参事、味の素ファルマ取締役を経て現在、リーベンス取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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