出版社内容情報
《内容》 門脈圧亢進症とは、門脈系のいずれかの部位で血流が障害され、門脈圧亢進をきたすことにより生じる臨床症状を総称するものである。近年、病態の解明、また有効な治療法の開発が進められてきた。本書は、それら最新の知識をわかりやすくまとめた「門脈圧亢進症」の教科書である。
目次
A 基礎編(門脈循環の生理と調節機構;門脈圧測定とその関連検査 ほか)
B 病態編(側副血行路の形成;食道・胃静脈瘤 ほか)
C 診断編(理学所見と臨床検査;上部消化管内視鏡検査 ほか)
D 臨床編(肝硬変症;特発性門脈圧亢進症の臨床像とその病因 ほか)
E 治療・予後編(門脈圧降下薬;食道・胃静脈瘤 ほか)