内容説明
混迷する現代文学への果敢な提言。文学は蘇るか?
目次
『死霊』を書き続ける意味(埴谷雄高)
今の日本と文学(堀田善衛)
何かが呼んでいる(井上光晴)
核状況を超える視点(三浦綾子)
「境界」の内と外(立松和平)
四・三事件へのこだわり(金石範)
知識人の時代(夏堀正元)
「こちら側」をどう書く(小田実)
文学のテーマとしての政治(桐山襲)
日本文学の役割(本多秋五)
ナガサキそしてアメリカ(林京子)
日本の私小説はファシズム小説(加賀乙彦)
不服従の精神(島田雅彦)
地べたにいる自分の場所から書く(干刈あがた)
現代文学を支える作家達(小田切秀雄)
あとがきにかえて 転形期を生きる文学者
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