目次
第1章 母乳の基礎知識(母乳で学ぶ食品の機能;母乳タンパク質の一般的性質)
第2章 生体防御機能の基礎知識(哺乳動物の生体防御機能としての免疫;生体防御機能の探索法)
第3章 母乳タンパク質の生体防御機能(母乳タンパク質とその消化により生じるペプチドの生体防御機能;牛乳IgGの獲得液性免疫抑制機能;パン酵母とパン酵母に特異的なヤギ乳IgGのI型アレルギー軽減作用;ウシ後期初乳の生体防御機能)
第4章 牛乳タンパク質の生体防御機能に着目した食・飼料の開発の実際(カゼインホスホペプチドの粘膜IgA産生促進機能とそれに着目した飼料;牛乳IgGの感染予防機能とそれに着目した食品の開発)
第5章 牛乳アレルギーとその治療乳・予防乳(牛乳アレルギー;牛乳タンパク質の抗原構造;牛乳タンパク質を原料に用いた牛乳アレルギーの治療乳・予防乳の開発の実際)
著者等紹介
大谷元[オオタニハジメ]
農学博士。1949年兵庫県生まれ。信州大学大学院農学研究科修士課程修了後、1974年株式会社三和化学研究所入社。1976年信州大学農学部助手。1985年同大学助教授。1991年同大学教授。2001年より同大学大学院農学研究科教授。受賞:1981年日本畜産学会研究奨励賞(牛乳β‐ラクトグロブリンの抗原性に関する研究)。1987年日本畜産学会賞(牛乳蛋白質の抗原性に関する研究)。2005年日本酪農科学会賞(ミルクたんぱく質およびその部分ペプチドの免疫調節機能に関する研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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