母と娘の物語―戦後オーストリア女性文学の“探求”

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母と娘の物語―戦後オーストリア女性文学の“探求”

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  • サイズ 46判/ページ数 183p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879844217
  • NDC分類 940.2
  • Cコード C0098

内容説明

家父長制やカトリックの遺風が温存された第二次大戦後のオーストリア。保守的な価値観に支配された「言葉の壁」にぶつかりながら、女性作家たちはどのような言葉を紡ぎ出し、そして何をめざしたのか。彼女たちの文学における“探究”に迫る。

目次

第1章 家父長制社会の共犯者としての主婦―マルレーン・ハウスホーファー「ステラを殺したのはわたしたち」、『屋根裏部屋』
第2章 娘時代の教育の代償―マルレーネ・シュトレールヴィッツ『誘惑。』、ブリギッテ・シュヴァイガー『海の水はなぜからい』、ヴァルトラウト・アンナ・ミットグチュ『体罰』
第3章 女性の言葉(声)の獲得をめざして―インゲボルク・バッハマン『マーリナ』、「ウンディーネ去る」
第4章 家父長制度に抗って書く―エリフリーデ・イェリネク『ピアニスト』、『欲望/快楽』
第5章 母を問いつめる娘―エリーザベト・ライヒャルト『二月の影』、『悪夢』
余録 現代オーストリア文学小史

著者等紹介

國重裕[クニシゲユタカ]
龍谷大学准教授(教養教育科目ドイツ語)。1968年京都生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。2003年「表象のユーゴスラヴィア―ユーゴスラヴィア内戦と西欧知識人」で博士号取得。専門は、現代オーストリア・東欧文学、比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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