視る民、読む民、裁く民―ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク

個数:

視る民、読む民、裁く民―ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月28日 14時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879843753
  • NDC分類 940.2
  • Cコード C0098

内容説明

ロマン主義による理想的な民族・民衆とは異なる“もうひとつのフォルク”。クライスト、ゲレス、アイヒェンドルフが見た“フォルク”。

目次

序章 フォルク概念の変容とその問題
第1章 下層民から“裁く”群衆へ―クライスト『チリの地震』における偶然性と匿名の声
第2章 国家なき国民戦争―クライスト『ヘルマンの戦い』における国民と自由
第3章 ジャーナリズムと民衆―初期ゲレスの政治新聞と文芸共和国
第4章 本を持つ民―ゲレス『ドイツ民衆本』における受容の機能
第5章 アイヒェンドルフと「主観」の文学―歴史叙述における詩人の役割
第6章 一八三〇年代のドイツ像―中期アイヒェンドルフにおける解放戦争と民衆
終章 視る、読む、裁く「フォルク」の遠心力

著者等紹介

須藤秀平[ストウシュウヘイ]
1987年山形県酒田市生まれ。2014年京都大学大学院人間・環境学研究科研究指導認定退学。京都大学博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員、京都府立大学文学部共同研究員を経て、2019年4月より福岡大学人文学部講師。専門は近代ドイツ文学、フォルク概念史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品