出版社内容情報
どうして、あずきとこんにゃくが主人公? と思うかもしれません。「一番好きな食べ物」にも、「一番嫌いな食べ物」にも選ばれそうにない食材……。しかも、たいやきのあんこと、おでんのこんにゃくになりそこなって、逃げてきたアズッキーとニャックです。
でも、見かけも性格も正反対の二人が、出会って、運命を切り開いていく姿は、本人たちは気づいてないけれど、けっこうかっこいい!
心の揺れを丁寧に描くことで知られるかさいまりさんが、初めて手掛ける冒険物語。画家の星野イクミさんが、主役になりきれない地味なキャラたちに、命を吹き込んでくれました。
?「今までもこれからもずっと、人は何かを選び続ける。アズッキーとニャックには、いつも楽しんで選んでほしい。あっけらかんとした絵本が、いろんな気持ちの詰まった心に、穴を開けて風通しを良くしてくれるといいな」---かさいまり
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
134
小豆のアズッキーとこんにゃくのニャック、それぞれになりたいものがあった。あんことおでん。みんなと自分はどこか違うみたいで、同じようになれなくて、何だか寂しくなって独りぼっち。そんなときに忍び寄る影がニョロニョロと。ぷるるんとしたニャックはやさしくにあふれ、コロンとしたアズッキーは勇敢ですばしっこい。時には不安なこともあるけれど、二人で力を合わせてなんとか乗り切れたね。みんな忙しそうだけど、のんびり歩いていったらいい。道はいくつもあるし、どれを選んでもいいのだから。たまにはワクワクするものが転がっているさ。2026/02/27
遠い日
2
これは大冒険だ。飛び出した場所から、自分で行く先を見つけないとならない事態に陥った小豆のアズッキーとこんにゃくのニャック。いっしょに歩き始めたはいいけれど、ヘビに容赦なく飲み込まれて一大事。それでも諦めなかったアズッキーの行動力には恐れ入りました。 自力で解決策を探る力。あんこになれなくても、おでんになれなくても、生きていく道があると気づいたふたり。 いっしょに行くのかな?ここで別れるのかな?いずれにせよ、自分の道は自分で決めるとわかったこと。 この先の光が見えました。2026/04/14
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