目次
プロローグ 仕事と介護―両立させるために知っておきたいこと(働きながら介護をしている人は全国に約290万人)
第1章 仕事と介護は両立できる!(「職場の理解」と「制度の利用」で負担はうんと軽くなる!;仕事と介護を両立させるための制度や働き方を知っておこう;自分に合った社会的支援をうまく使う;“在宅介護”か“施設介護”かの見極めは;「ひとりで抱え込まないこと」が両立を可能にさせる)
第2章 知っておきたい!施設と介護サービス(病院から退院したあとに、体の機能を回復・改善させたいとき…;家で生活するなかで、何らかの助けが必要なとき…;自宅での介護を少しの間、中断したいとき…;自宅で介護するのが困難になったとき;認知症があり、自宅で介護するのは心配になってきたとき)
第3章 知って得する!介護をマネジメントするコツ(介護にかかる経済学;こんなとき、どうする?;仕事と介護の両立をめざして)
著者等紹介
池田心豪[イケダシンゴウ]
(独)労働政策研究・研修機構副主任研究員。職業社会学専攻。仕事と介護の両立を主な研究領域に、多彩な活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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katoyann
23
図書館で速読。介護を抱えるサラリーマンのために介護休業制度の仕組みや具体的な利用方法について解説している。この本では男性介護者が4割とされている。だいたい40代から50代の働き盛りの時期に親の介護を抱えるケースが多い。男性の場合も介護離職のリスクはあるわけで、仕事と介護を両立させるための工夫が解かれている。短時間勤務制度の措置については知らなかった。漠然と年間に取得できる介護日数で介護休暇を把握していたが、時短勤務にしないと両立は難しいだろう。まあ、序はいいのだけど、なんか基礎知識に関する本だなぁ、と。2022/12/25
音色
1
介護認定やお金の制度など分かりやすかった。介護にかかるお金、遠距離介護にかかる交通費も親が出すのが子どもの間で不公平感が無くて良いに同感。2015/07/19
いのちゃん
0
介護離職を止められる介護士になる。要介護の方だけでなく、介護する方の人生もちゃんとみなくちゃ!2017/10/23
mokutan
0
漠然とした不安から読んでみたが、介護保険の中身や、どんな制度があるのかが、簡単にまとめられていて、参考になった。出来れば、活用しないで終わりたいが、備えの知識として為になった。2017/01/21
のび太郎
0
よくわかりました。でもこんなにうまくお仕事と介護が両立できるかなぁ?絵に描いた餅にならぬよう、様子を見ながら情報も収集し、先手を打てるようにしたい。2014/08/29