内容説明
健診で、「要注意」とか「経過観察」を危険信号ととらえて現状改善に取り組めば、次回は「異常なし」と太鼓判を押してもらえる可能性は十分にあります。そういう人たちのための参考書として本書は編集してあります。
目次
第1章 中性脂肪って何?コレステロールって何?(中性脂肪もコレステロールも体内に存在する脂質の一種;中性脂肪は食べ物からの摂取と体内での合成によって作られる ほか)
第2章 どうして気になる値が出るの?(血液中に脂質が多くなる一番の原因は食生活の乱れ;中性脂肪が増えて肥満になると、さらに中性脂肪が増えるという悪循環 ほか)
第3章 放っておくとなぜマズイのか(中性脂肪が増えることで引き起こされるさまざまな病気;コレステロールが胆のうで固まって石になったのが胆石 ほか)
第4章 自分で改善するには(何が原因になっているのか、自分の生活習慣を見直してみる;BMIから適正体重を知って肥満を解消する ほか)
第5章 自分で改善できないときの治療法(冠動脈疾患の危険因子の数によって異なる管理目標値;まずは生活習慣の改善を行い、効果がなければ薬物治療の検討を ほか)
著者等紹介
山田信博[ヤマダノブヒロ]
筑波大学大学院内分泌代謝糖尿病内科教授。1976年東京大学医学部卒業。東京大学医学部講師、助教授を経て99年より現職。専門は高脂血症、糖尿病、動脈硬化。97年日本糖尿病学会リリー賞受賞。日本動脈硬化学会理事、日本臨床分子医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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