内容説明
本書は腎臓病の治療には不可欠な「低たんぱく」「減塩」「必要エネルギーの摂取」を確実に実践するレシピを、「和食」「洋食」「中華」「エスニック」の4種類の料理の中から、自由に選べるように構成されています。レシピ以外にも「腎臓病の知識」「食事以外で注意すべきポイント」などを、図解を駆使してわかりやすく解説。病気を改善する方法を多角的に提案しています。
目次
第1章 腎機能を守るレシピ(和食;洋食 ほか)
第2章 知っていると安心 腎臓病と食事療法の関係(病気の進行を防ぐ保存的治療が中心となる腎臓病;薬物療法とともに治療の中心となる食事療法 ほか)
第3章 ここがポイント 腎臓に負担をかけない食品・食生活の基礎情報(塩分摂取量のコントロールが食事療法ではもっとも大切;『腎臓病食品交換表』を使って無理のない食事療法を実行する ほか)
身近なところからはじめよう 腎機能を改善する日常生活の知恵(腎臓病の進行を防ぐためには自己管理が欠かせない;腎臓病の種類によってそれぞれ異なる日常生活の注意点 ほか)
著者等紹介
富野康日己[トミノヤスヒコ]
順天堂大学医学部腎臓内科教授。1949年生まれ。1974年、順天堂大学医学部卒業後、市立札幌病院に勤務。79年、東海大学医学部内科助手、講師を経て、87年、米国ミネソタ大学に客員講師として招聘される。88年、順天堂大学医学部腎臓内科助教授、94年、教授に就任。日本腎臓学会(評議員)、日本糖尿病学会(評議員)、日本成人病学会(評議員)、日本結合組織学会(評議員)などに所属。専門は腎臓内科学
堀江ひろ子[ホリエヒロコ]
栄養士/料理研究家。日本女子大学家政学部食物学科卒業。料理研究家・堀江泰子氏の長女として、幼少時から料理の手ほどきを受け、手近な材料で手早くつくれる栄養バランスのとれた健康的な家庭料理や、電子レンジ・フードプロセッサー・圧力鍋などを使いこなす新しいメニューに定評がある。TBS「はなまるマーケット」、NHK「きょうの料理」など、テレビ番組に多数出演するかたわら、新聞、雑誌への執筆でも活躍している
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