実用重視の事業評価入門

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  • サイズ B5判/ページ数 284p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784879505439
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C0030

内容説明

事業評価事始!本格的な事業評価本、日本上陸!めざすべきは、人類のもっとも崇高な理想をかなえることにつながる事業の実効性を高めることである。めざすべきは、「実験する社会」というCampbellの理想の実現である。そこへの過程は、決して平坦な道のりではない。「きっとうまく行く」―そう、あなたの場合はきっとうまく行く。その秘訣はまずやってみること、そして、結果を評価すること、これしかない。

目次

1 より役に立つ事業評価に向けて(評価の活用―挑戦と責任と;実用重視の事業評価―どこから始めるか;評価利用者による活用の促進に向けて―人間的要素;評価結果の使い道;評価プロセスの使い道―評価の考え方と経験のインパクト)
2 評価作業の絞り込み―選択肢・作業代案・決断(能動・反応・適応―評価者の役割・状況対応力・戦略的課題思考;目的説明ゲームを越えて―成果に焦点をあてる;評価の絞り込み―目的ベース評価の代替案;実施評価―事業で何が起こったか;事業の行為理論に向けて―因果関係を考える)
3 適切な評価方法(利用に値する評価―「実用重視評価」の方法;評価のパラダイム論争と実用主義的統合データ解読の結果と報告―分析・解釈・判断・提案)
4 実用重視評価の現実と実践的配慮(権力・政治・そして倫理;実用重視の評価―その手順と基本命題)

著者等紹介

パットン,マイケル・クイン[Patton,Michael Quinn]
マイケル・Q・パットン(Michael Quinn Patton)博士は、米国ミネソタ州セントポール市を拠点として、米国はもちろん国際的にも活躍する事業評価の専門家。教育、保健衛生、農業、企業経営、地域開発、人的サービス、住宅、省エネルギーなど多分野にわたる豊かな評価経験を持ち、Union Institute Graduate Schoolという校舎を持たないユニークな学際的大学院の教授も務める。同博士は、また全米評価学会(American Evaluation Association)の創立者のひとりで、初期の会長を務め、評価の実践と理論の双方に対する貢献で同学会の表彰を受けている。評価の実施と指導に専念する前は、組織論と社会学(ウィスコンシン大学から博士号取得)の教授としてミネソタ大学で18年間教鞭をとった。本書『Utilization-Focused Evaluation』は同博士の代表作で、1978年に初版が出版され、1986年に第2版、そして今回第3版と、内容を刷新して出版されている。そのほかに、『Practical Evaluation』(1982年)、『Creative Evaluation』(1987年)、『How to Use Qualitative Methods in Evaluation』(1987年)、『Qualitative Evaluation and Research Methods』(1990年)などの著作がある

大森弥[オオモリヒサシ]
千葉大学法経学部教授、東京大学名誉教授

山本泰[ヤマモトヤスシ]
東京大学大学院総合文化研究科教授

長尾真文[ナガオマサフミ]
広島大学教育開発国際協力研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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