内容説明
月刊誌「財界さっぽろ」は東京オリンピックが開かれる1年前、1963年11月に創刊しました。以来、右肩上がりの経済成長に支えられて、ビジネスマンのためになる情報を発してきました。そんな本誌が「北海道経済、やばいぞ!」と思ったことが2度あります。1つは、1997年11月17日の拓銀経営破たん。もう1つはいま(2014年1月)です。いま、北海道を支えてきた基幹産業は疲弊しています。北海道経済はいまこそ構造改革が求められていると考えるからです。「財界さっぽろ」の記事で綴る「北海道の50年史」。
目次
1990年代(社長自殺で目が覚めた土屋公三の猛反省;91年上場に勝負かける46社総覧;ECCの一日の金利7500万円、問題は協調融資32行の同意―拓銀、エスコリース支援の真相!正念場の拓銀 創業以来の危機 ほか)
2000年代(テレビドラマより面白い―HBC権力闘争の半世紀;伊坂親子ホールに迫られる責任―STVのお荷物、スピカの大失態;前代未聞!札商会頭選―西尾長光圧勝、無惨・小西政秀 ほか)
2010年代(YOSAKOI新体制が長谷川岳と決別―新聞が書かなかった商標権対立の“深相”;STVでクーデター失敗―氏家齊一郎(日テレ会長)に返り討ちにされた鈴木輝志
“裸の王様”道新・菊池育夫の電撃追放 ほか)
-
- 和書
- 新今昔物語 文春文庫