内容説明
瀬戸内海の海、働く母の背中を見て、生きることを学んだ少年が、創業50年の、日本一の冷凍食品企業・加ト吉グループを構築。故郷の四国・観音寺から、全国、そして世界をにらみ、中国を含む内外の生産拠点は21にのぼるなど、グローバル企業へと成長。その発想の源、活力の原点を探る―。
目次
1章 七十歳の青春―人生は学ぶことの連続だ
2章 頑張れば、ここまでやれる―九歳で父が戦死し、働く母親の背中を見て育つ
3章 日本一の冷凍食品会社への道―中小企業精神を大いに発揮して
4章 引っ越しのできない日中関係―中国とのパートナーシップをいかに強くしていくか
5章 加ト吉の商品を世界の食卓に―世界の人においしい魚を届ける
6章 厳しいM&A時代を生き抜く―人を大切にし、創造し続ける経営
7章 健康、観光、信仰の「三コウ」で地域活性化を!―大都市と地方の格差是正を目指して
8章 四期十六年、市長経験から学んだこと―コスト意識を行政にも導入、創造力のある地方づくり
9章 新しい日本づくり―若者が元気になる前向きな国づくりを
著者等紹介
加藤義和[カトウヨシカズ]
加ト吉社長。1936年香川県観音寺市生まれ。中学卒業後、家業の水産加工業を継ぎ、1956年加ト吉水産(現・加ト吉)を設立。1962年冷凍エビフライの販売を開始し、総合冷凍食品企業としての道を歩み始める。1967年観音寺市議会議員となったのを始め、1972年には観音寺青年会議所理事長、1973年には観音寺市議会議長、1975年には観音寺市長(4期16年務める)となる。現在、加ト吉グループ30社の会長のほか、2001年からは観音寺商工会議所会頭なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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