内容説明
幕末から明治へ。剣を鍬に、鍬を筆に代えてさか巻く怒涛に挑む、若い下級武士の歳月。
著者等紹介
遠野美地子[トオノミチコ]
1936年東京本郷に生まれる。建設省勤務を経て貿易会社に入り、のち結婚。自宅にて英語教室を開く。傍ら英語研修のため通学し、1985年日本大学英文学科卒業。執筆活動に入る。2001年『文学街』同人となる。現在、朗読&コンサート『サロン言の葉』を主宰。『ある系譜』現代文藝賞受賞(長編)現代文藝社刊(1989年)、『尋ね人の夏』日本図書館協会選定図書(短編集)西田書店刊(2002年)、『絵島夢幻』文学街・作品賞受賞(歴史長編)文学街社刊(2007年)、『紅蓮』文学街・読者賞受賞(掌編)文學街文庫(5)刊(2010年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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