内容説明
空白の四、五世紀何が起きたか?記紀の伝承と巨大古墳が物語る中央と地方、東アジアと倭との激動のドラマ。
目次
騎馬民族説は実証された!
騎馬民族は来なかった
殉死と埴輪
古代の馬文化を追う
巨大古墳の謎
大和から河内へ―王朝交替説の再検討
嫉妬する皇后
仁徳陵
倭の五王の時代と東アジア(抄)
大和の王権の確立
金銀文字は語った
強く意識された雄略朝(抄)
継体天皇をめぐって
磐井の乱(抄)
任那日本府について
「天皇陵」偽造の歴史
著者等紹介
大塚初重[オオツカハツシゲ]
1926年、東京都生まれ。57年、明治大学大学院文学研究科博士課程修了。68年、明治大学教授。77年、日本学術会議会員(2期)。88年、明治大学文学部部長。90年、日本考古学協会会長。93年、山梨県立考古博物館館長・山梨県埋蔵文化財センター所長。97年、明治大学名誉教授
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