出版社内容情報
ねこへの愛情を表現した石津ちひろさんのことばが15編。それにフジコ・ヘミングさんが心温まる絵で応えました。早口ことばあり、韻を踏んだ詩がありと、ねこについて存分に楽しんでいただけます。特にタイトルにもなった「ねことワルツを」は、幼き日のフジコさんがお父さんとワルツを踊る喜びと、その後の別れの哀しみを詠んだ詩で、胸に迫るものがあります。
内容説明
ピアニスト、フジコ・ヘミングの描く自由気ままな猫たちと、詩人、石津ちひろのみずみずしいことばが奏でる、珠玉のハーモニー。パパとおどる胸の高鳴りと別れの予感―幼い女の子の一途な気持ちを謳った表題作など15編。5・6才から。
著者等紹介
フジコ・ヘミング[フジコヘミング]
ピアニスト。スウェーデン人の父と日本人の母のもと、ベルリンに生まれる。5歳でピアノを始め、東京芸大卒業後、28歳でベルリン音楽学校に留学。バーンスタインやマデルナに才能を認められるが、聴力を失うアクシデントに遭遇。日本に帰国後、NHK「フジコ―あるピアニストの軌跡」が大反響を呼び、デビューCDが200万枚を超える大ヒット
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。早稲田大学仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家、詩人として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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