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ウディ・アレン バイオグラフィー

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  • サイズ A5判/ページ数 637p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784878934704
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

“マンハッタンのお抱え道化師”「ウディ」の仮面の下に隠されたアレンの真実の姿を、徹底的な調査によってえぐりだした完全決定版評伝。

目次

ヨーロッパでの人気
生まれた街
映画との出会い
女とマジック
ライター
皇帝に捧ぐ
スタンダップ・コメディアン時代
『何かいいことないか子猫チャン』
『007/カジノ・ロワイヤル』と『どうしたの、タイガー・リリー?』
『ドント・ドリンク・ザ・ウォーター』〔ほか〕

著者等紹介

バクスター,ジョン[バクスター,ジョン][Baxter,John]
映画評論家・評伝作家。オーストラリアに生まれ育ち、ロンドンで働いたのちアメリカで教鞭を執る。現在は妻のマリー=ドミニク・モンテルとともにパリ在住。ケン・ラッセル、ルイス・ブニュエル、スタンリー・キューブリックなど、映画人の評伝を数多く著す

田栗美奈子[タグリミナコ]
翻訳家・桜美林短期大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなた

7
『重罪と軽罪』が、「見ることと見られること」に「統制されたメタファー」だとの指摘には思わず眼からうろこが落ちました。考えてみれば、ベルイマンとのインターテクストは、同じ撮影監督にあるのでもなく、沈黙した神の主題という物語内容の類似性にあるんでもなく、むき出しの「顔」を「見ることと見られること」のせめぎあいにあるのかもしれんね。ぼくはウディ・アレンって人生についてくどくどいうことをはじめて「皮相的」に映画化しえた監督だと思ってんだけどね。2009/09/14

tsukamg

1
ウディ・アレンの伝記。虚像を暴き実像をあからさまにする類の本ではなく、皮肉8に称賛2の割合で、幼少期から20世紀末までの出来事を淡々と記してある。スタンダップコメディアン時代のことが詳しく書かれているのが嬉しい。事実を客観的に記したからといって、アレンという人がわかるわけではないことがわかった。そして、多くのアレン映画には、アレンの何かが反映されていることを、この本は示唆している。アレンを知りたきゃ映画を見ろ、ってか。いや、批判ではなく、本は面白かったんですぞ。2018/11/17

coolmonster

0
今は2014年、この本が翻訳され出版されたのは2002年。この12年間の間も、ウディ・アレンは監督として、多くの傑作をものにしてきた。そういう意味では、この本は中途半端なのである。最近の作品は一時期のものより若返った印象を受けるし、アレンが映画に登場する事も、決してないわけではない。この本では、作品に対する批判も多いし、アレンの演出方法も、私生活も、決して褒めてばかりはいない。しかし、彼は今でも注目するべき監督の一人であり続けている。このバイオグラフィーは、書かれるのが早すぎた一冊であった。2014/09/06

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