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内容説明
真っ赤なマニキュアにシルクのドレス、ショートヘアのモダン・ガール。鉄屑と動物たちに囲まれて暮らす変人の自転車屋。これみよがしの大きなダイヤをきらめかす二重顎の借金取立屋。アルプスの寒村を脅かす金融資本の魔手。奇妙な男女が引き起こす田園殺人事件。名刑事シュトゥーダーの推理が冴えるシリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
31
訳者の名前に惹かれて。娘の結婚式で休暇中の刑事シュトゥーダーが滞在中のホテルで殺人事件が発生。新婚ほやほやの娘婿アルベルト巡査長とともにクセ者だらけの現場で自主的に捜査を開始する。ホテル裏のゴミためのような自転車屋の主人と動物たち、死にかけているホテルのオーナー、そしてホテルの女将はシュトゥーダーの初恋の人。一見わかりやすい手がかりはそれぞれ別の人物の犯行を示唆していた・・・。ミステリに弱いワッピーは、当時のスイスの雰囲気を楽しみましたが、ミステリとしての出来がどうかは判断できません。2022/01/22
yami
0
○2011/02/18