感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
108
兄弟十手江戸つづり2作目 2012.04発行。字の大きさは…小。 冬仕舞い、縁談潰し、黒子の女、嘘か真かの4話。 南町奉行所の隠密廻り方同心・立原精一郎21才が、妹・美琴17才の手を借りて捕物を行っていきます。 精一郎は、この1年の間に剣にも捕物にもその成長の跡が見られます。 美琴は、日頃から髪は若衆髷に結い、袴を穿いています。剣術が好きで、捕物の勘がいいです。兄を助けて頑張っています。🌿続く→2020/09/16
ぶんぶん
15
【図書館】「兄妹十手江戸つづり」第2弾! 何となくスケール・ダウンしている感じがする。 捕物の面白さも、兄弟のやり取りにも、疲れが出ている。 工夫が感じられない、ただ兄弟の仲を淡々と描いている感じ。 隠密廻りのしんどさが出ていない、兄弟の機微と言うか、そう言ったものが感じられない。 どうも、この作家は1作目の良さを、どっかに忘れてしまった様だ。 あと、1巻再構築の妙があるのか・・・2019/07/03
ごへいもち
11
シリーズ2。気楽に読める。表紙絵の二人、もっと眉が欲しい2023/09/22
うずら
11
兄妹十手江戸つづりシリーズ第二弾。おっとりとした兄とおてんばの妹に、次々と縁談が舞い込みますが、ことごとく破談に・・・。清一郎が少し頼もしくなってきました。美琴との掛け合いがほのぼのとします。仲のいい兄妹だし、家族がたった二人ともなれば、お互いに結婚には微妙な気持ちになるのでしょうね。同作者の同心七之助ふたり捕物帳シリーズも姉と弟の捕物ですが、こちらの方が好みです。2014/06/05
あかんべ
9
前巻より妹は我がまま振りが少しおとなしくなった。襲われたせい?武家の娘としてのしつけが、きっちりされていないのは、父母が亡くなっているせいだろう。それにしても弁五郎はしぶとい。2015/03/18