内容説明
スクリャービンの音楽、グールドのピアノ、そして島田雅彦の小説まで、時代を象徴する人と思想と音楽を、繊細にして大胆な美しい論理と艶やかな言葉で語る音楽批評のニューウェーブ。
目次
1 スクリャービンという現在(いかにからなぜへ;西洋音楽×神秘主義;スクリャービンとペレストロイト ほか)
2 聴くことの世紀末(聴くことの世紀末;必然に貼りつく―グールドのピアニズム;グールドのスクリャービン―空間のノン・テイク・ツーネス ほか)
3 音楽と言葉の不倫の関係(島田雅彦『夢遊王国のための音楽』―音楽と小説の不倫の関係について;竹田青嗣『陽水の快楽』―音楽的恋愛論;丸山圭三郎『生命と過剰』―ヒトとコトバの深層へ ほか)
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