内容説明
「産業の昼」を司る太陽知のかげで、月は「未知の記憶」を照らしてきた。ルナティックス「月的なるもの」へと向かうもう一つの精神史、想像力の飛沫を縦横にたどる月の百科全書。
目次
睦月 月球儀に乗って
如月 遊星的失望をこめて
花月 月がとっても青いから
卯月 月のタブローは窓越しに
皐月 月は今宵も遠ざかっている
水無月 お盆のような月が出る
文月 神々はモノリスの月に棲む
葉月 月の女王の帝国
菊月 熱い月と冷たい月
神無月 花鳥風月の裾をからげて
霜月 遠い月の顛末
極月 今夜もブリキの月が昇った
新月 われわれはいかにして月をめざしたか
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