出版社内容情報
「子どもには“8つの能力”がある」という、ハーバード大学のハワード・ガードナーの『マルチ能力』理論に基づいた学級経営・授業実践・評価法などを紹介。全米で20万部を突破した教育実践書のベストセラー、待望の翻訳書です。日本の教師必読の一冊。
本書は、ハーバード大学の研究者であったハワード・ガードナーが提唱した『マルチ能力』理論を、授業で具体的に実践する方法を紹介したものです。 著者は、子供たちのとる問題行動は、すべて彼らの“8つの能力”と関係しているという考え方から、学級経営・授業実践・カリキュラム作成・評価法などについて具体的に提案しています。80年代は、知能レベルの高い子供たちを対象にした教育、先進的な教育現場や教師だけがこの理論による教育を採用していましたが、その後は全米の多くの教師たちが実践するようになりました。全米で20万部を突破した教育実践書のベストセラー、待望の翻訳本です。日本の教師必読の一冊!
内容説明
日本の学力の捉え方は狭すぎる!もっと“マルチ”な学力を育てよう。「総合的な学習」の実践にも役立つ、教師のための手引き書。
目次
「マルチ能力」理論とは?
教師の「マルチ能力」
子どもたちの「マルチ能力」を見出す
「マルチ能力」理論の導入
「マルチ能力」を活かした授業プランの立て方
「マルチ能力」を引き出す教え方
「マルチ能力」と教室の環境
「マルチ能力」と学級経営
「マルチ能力」の学校
「マルチ能力」の評価方法
「マルチ能力」と思考力
「マルチ能力」の応用分野
著者等紹介
アームストロング,トーマス[アームストロング,トーマス][Armstrong,Thomas]
カリフォルニア州在住。教師であり心理学者でもある。27年間、小学生から大学院博士課程の学生までを教え、教師としての幅広い指導経験をもつ。1970年代~1980年代にかけては、学習障害の専門家として、特殊教育に従事。ハワード・ガードナーが提唱する『マルチ能力』理論を語れる第一人者である。著書多数。新聞・雑誌・テレビなどで、幅広く活躍している
吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学大学院を卒業、都市計画、途上国の開発計画、企業コンサルティングなどの仕事に従事。1989年、国際理解教育センター(ERIC)を設立し、教師を中心に情報提供と研修活動を開始する。現在は、「学び続ける組織」をキーワードに、受講者がエンパワーする研修プログラムや、新しい時代に対応できる組織づくりに力を注いでいる
梅林裕美[ウメバヤシヒロミ]
非常勤の日本語教師を経て、1992年よりフリーランスの雑誌記者。1997~99年にかけてイギリスに滞在、ホーブカレッジ・短期ビジネススキルコース修了。現在は主に学校や教育に関する取材・執筆活動を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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