出版社内容情報
青木更吉[アオキコウキチ]
著・文・その他
内容説明
消滅しつつある埼玉平野の河畔砂丘を実地調査し、利根川流域の変遷から、水害との因果、今後の治水の在り方を探る。江戸・明治期の水害から戦後のカスリーン台風による大水害の惨禍など利根川流域を知る入門書に最適。
目次
1 利根川は乱流していた(川は砂を押し流す;埼玉平野の河畔砂丘を歩く)
2 利根川を銚子へ追いやる(利根川の東遷事業;利根川で引き裂かれた地区)
3 利根川は東京湾へ戻りたがる(江戸・明治期の水害;カスリーン台風による大水害;利根川東遷は成功したのか)
4 水害をどう防いできたか(上流対下流の対立;堤防・ダム・遊水地・狭窄部の役割)
著者等紹介
青木更吉[アオキコウキチ]
1933年、茨城県常陸大宮市に生まれる。茨城大学教育学部卒業、葛飾区立柴又小学校等で教諭を務めた後、葛飾区立郷土と天文の博物館の嘱託を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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