内容説明
本書は、大宮高校社会科研究会の共同研究によって、しだいに自分たちの身近にも、「自由と民権」を求める活動があることを、明らかにしていく過程を追っていくものである。
目次
第1章 生徒たちの民権掘り起こし(生徒たちはこつこつ掘りすすめた;大宮・土呂の民権運動 ほか)
第2章 秩父事件の体験(初めての秩父事件フィールドワーク;秩父事件八十八周年集会と風布現地調査 ほか)
第3章 埼玉の自由民権運動(熊谷・七名社と大宮の模擬議会など;通見社、四郡同志会、蕨地区の国会請願活動 ほか)
第4章 田中正造と北川辺の人々(授業実践「足尾鉱毒事件」;田中正造と北川辺の人びと)
著者等紹介
鈴木義治[スズキヨシハル]
1941年東京生まれ。東京教育大学史学科を卒業後、埼玉県内の公立高校で、世界史・日本史を教え、埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会長等を務める。2002年定年退職。歴史教育者協議会、秩父事件研究顕彰協議会、埼玉県近代史研究会会員
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