数学への招待シリーズ 曲がった世界の三角形の定理たち―非ユークリッド幾何学入門

市原 一裕/牛島 顕【著】

技術評論社（2024/01発売）

• サイズ 46判／ページ数 240p／高さ 19cm
• 商品コード 9784297139452
• NDC分類 414.8
• Cコード C3041

出版社内容情報

ユークリッド幾何学というのは、数学を学ぶときにふだん使っている平面・空間（幾何学）です。それに対して非ユークリッド幾何学があります。これまでに学んできた図形に関する事柄を曲がった世界、非ユークリッド幾何学の観点で見てみるとどうなるか、図と式でわかりやすく解説します。たとえば、高校で学ぶ正弦定理や余弦定理を非ユークリッド幾何学で考えると、驚くべきことにユークリッドで見たときと似たような式が出てくるのです。それは一体何を表しているのでしょうか。双曲幾何学、球面幾何学についても丁寧に解説します。

目次

第０章　平行線の公理と幾何学
第１章　曲がった世界と直線
第２章　道のりと距離
第３章　角度と内積
第４章　平行移動
第５章　正弦定理
第６章　余弦定理
付録

著者等紹介

市原一裕［イチハラカズヒロ］
日本大学文理学部数学科教授。１９７２年生まれ。専門は、低次元位相幾何学、特に三次元多様体論、および数学教育学

牛島顕［ウシジマアキラ］
兵庫県立大学国際商経学部教授。１９７１年生まれ。専門は、双曲幾何学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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