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目次
第1章 はじまりは饅頭の神様 林神社から
第2章 ならまちの和菓子店を巡りましょう
第3章 大和の菓子巡り
第4章 大和路の名所巡りと和菓子
第5章 奈良・大和の菓子史
第6章(奈良の年中行事にまつわる和菓子;大和の郷土菓子様々;おすすめ奈良土産)
著者等紹介
太鼓打源五郎[タイコウチゲンゴロウ]
小関吉浩。奈良県桜井市出身。奈良と大和の和菓子応援団長(林神社御墨付)と名乗り活動中。音頭・囃子方(桃俣獅子舞保存会・漢國神社韓園講・菟田野祭文音頭保存会)。奈良の食文化と郷土芸能の探究・実践に取り組む。元宇陀市立榛原西小学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
26
奈良県の和菓子を紹介しています。単なるタウン誌や情報誌ではありません。むしろ、読み物としての趣向が強い一冊です。紹介されている和菓子が、奈良県の歴史や文化と共に育まれてきたことを解説しています。例えば、万葉集に歌われている、正岡子規が俳句に読んだ、有名寺院に献上している、といった解説が添えられています。奈良県の和スイーツ巡りに好適の一冊です。2023/02/07
蝉の一生
0
奈良県民ですが、初めて知る話がいっぱいでした。フライビンズが奈良発祥であったこと、きな粉雑煮を全国区にした人がこの著者であったこと、お水取りの椿菓子が奈良の和菓子屋さんでそれぞれ違った姿で作られていることなどなど。明日から少しずつでも未開拓の和菓子屋さん巡りを始めたいものです。著者の「大人の自由研究」の成果である、「しんこ」の源流が遣唐使により伝えられた唐菓子「索餅」ではないかとの推測は、相当に確度が高いように思えます。「奈良と大和の和菓子応援団長」の面目躍如です。2025/05/11
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