内容説明
いま、この時代だからこそ“教育の思想”を鍛え、ととのえる。ペダゴジーとは何か。子どもの教育と世代間コミュニケーションをもっと深く考えるために。
目次
1 子どもと社会(子どもの権利条約と世代としての「子ども」;「人間の育成」―教育勅語から憲法=教育基本法へ ほか)
2 ペダゴジーの思想を極める(ペダゴジーの思想―教育の定義をめぐって;西洋の教育思想とペダゴジー ほか)
3 学校と子ども(現代の学校―その成り立ちと構造;学校と「学力」―その原理的な問いかけ ほか)
4 教室から社会へ(「いじめ」と現代社会;権力・グループ・世代―「いじめ」を考える三つの視点 ほか)
著者等紹介
鈴木剛[スズキツヨシ]
1955年北海道紋別市生まれ。岩手大学教育学部卒。北海道大学教育学部卒。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学(教育学修士)。日本学術振興会特別研究員、愛知教育大学講師、助教授を経て、2002年より北星学園大学文学部教授。専門は教育思想史・教育哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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