内容説明
『日本語教師が知らない動詞活用の教え方』で日本語教育に一石を投じた著者が、新しい初級日本語教育を提案。数えきれない「文型」を削除する、「は」と「が」を比べてはいけない、「~は~が」構文、「うなぎ文」は妄想の産物、など海老原式発想の世界とは。
目次
序章 こんなにシンプルになる初級日本語
第1章 日本語教師が知らなかった真実(日本語教師が知らない、外国語習得を決定づける2つのカギ;「~は~です」から教えてはいけない ほか)
第2章 日本語教師が教えていいこと、いけないこと(まやかしの「文法」から脱却する;助詞「は」は超シンプル―「象は鼻が長い」の真相、うなぎ文、こんにゃく文の幻想 ほか)
第3章 学習者を一変させる初級日本語教育の新しい道(教授法は「文法積み上げ式」だけである;歴史的教科書の誤謬と新しい教科書作りの提唱 ほか)
著者等紹介
海老原峰子[エビハラミネコ]
上智大学理工学部数学科卒業。1985年にシンガポールで日本語学校設立。動詞活用一括導入の教授法を開発し、教授法と学習用ソフトで特許取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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