内容説明
新興国ビジネスで飛躍するために理解しておくべき「人権リスク」とはなにか。国連原則と先行事例から学ぶ。
目次
第1部 総論(国連「ビジネスと人権に関する指導原則」の成立と展開;人権侵害の現状;人権デュー・ディリジェンスの展開;グローバルビジネスでの人権尊重への挑戦)
第2部 業種別の特徴と先行事例(資源・エネルギー;繊維・雑貨・小売;食品;製薬;情報通信サービス;自動車;機械・エレクトロニクス;人材派遣業)
著者等紹介
海野みづえ[ウンノミズエ]
1983年千葉大学園芸学部卒業、85年同大学院修了後、経営コンサルティング会社である中央クーパース・アンド・ライブランド、ローランド・ベルガーにおいて、マーケティング戦略および環境ビジネスの構築支援を担当。1996年に株式会社創コンサルティングを設立。現在は日本企業のグローバル戦略に視点を置き、戦略的CSR・サステナビリティ分野での経営のあり方を提言。ブラザー工業社外取締役(2007~2009年)、三菱商事環境・CSR諮問委員(2008年~)、東京大学大学院新領域創成科学研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aki
7
CSRって本当は企業活動の根本にあるべき考え方なのに、企業の本来の営利活動+αとして考えられてることが多いというか、後から確立された考え方なぶん浸透させるのも実行に移すのも大変なんだとわかった。企業なんて人が動かしてなんぼなんだからそこに携わる人の権利は守られて当然なんやけど、収益が全てで考えられて作られた企業風土はなかなか変えられないよな。後ろに実際の人権侵害問題、それへの対処が載っていてとても具体的でよかった。人権侵害って一言にいってもいろんなものがあるなって知ることができたのは大きい。2015/07/24
Ykojiiii
0
日々勉強です2016/03/16