内容説明
日本人が初めて行った個人通報の実務資料を、今後の個人通報申立に活かす。同事件の記録や貴重な個人通報実務資料等を多数収録。
目次
第1部 メルボルン事件のあらまし(メルボルン事件のあらまし;メルボルン事件年表 ほか)
第2部 メルボルン事件個人通報の記録(日本語訳)(個人通報申立書;補充報告書―個人通報を支持する追加的な法的及び事実的主張 ほか)
第3部 メルボルン事件における個人通報の実務(メルボルン事件における国際人権規約及び手続規定の適用;メルボルン事件弁護団と国連自由権規約委員会個人通報担当者とのやりとり)
第4部 メルボルン事件個人通報関係者のコメント(元自由権規約委員会委員長のコメント;国際人権法研究者のコメント ほか)
第5部 資料(市民的及び政治的権利に関する国際規約の選択議定書―B規約第一選択議定書;オーストラリア政府報告書に対するカウンターレポート―The Australian Criminal Process:Problems Regarding Accused/Defendants who do not Speak English ほか)