目次
第1部 政治史からのアプローチ(近代中国憲政史における自由とナショナリズム―張知本の憲政論と中華民国憲法の制定過程;憲法の制定から憲法の施行へ―「政協憲草」とリベラリストの憲政主張(1946~1972))
第2部 社会史からのアプローチ(新式学校の設立と郷村の慣習・民俗をめぐる文化摩擦―清末新政期、四川省における廟の樹木の伐採問題;1940年代、四川省における地方民意機関と秘密結社)
第3部 憲法学からのアプローチ(紆余曲折の中国憲政研究60年―『人民日報』掲載論文を手がかりに;現代中国の立憲主義と民主主義―人民代表大会の権限強化か遺憲審査制の導入か)
著者等紹介
石塚迅[イシズカジン]
1973年生まれ。山梨大学教育人間科学部准教授。専攻:比較憲法、現代中国法
中村元哉[ナカムラモトヤ]
1973年生まれ。津田塾大学国際関係学科准教授。専攻:中国近現代史、東アジア国際関係論
山本真[ヤマモトシン]
1969年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授。専攻:中国近現代史、農村社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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