在日朝鮮人はなぜ帰国したのか - 在日と北朝鮮50年

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在日朝鮮人はなぜ帰国したのか - 在日と北朝鮮50年

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877981860
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0036

出版社内容情報

拉致事件は“被害者”であったはずの在日の精神や歴史認識を転回させた。北朝鮮当局と朝鮮総連の政策の真相が明らかに。在日を通して国際環境を見直す。

はじめに

Ⅰ「帰国事業」の前夜

阪神教育闘争と吹田事件──第二次大戦後の在日朝鮮人
西村秀樹(毎日放送)
 対日占領政策/占領下に唯一出された非常事態宣言/阪神教育闘争の意義/済州島四・三蜂起と在日朝鮮人/朝鮮戦争勃発/朝鮮戦争と吹田事件/裁判結果

在日朝鮮人はなぜ帰国したのか──一九五九年の新聞から

Ⅱ 北朝鮮の在日戦略

【金相権インタビュー◎聞き手・金定三】
帰国同胞と朝鮮総連
 北朝鮮における帰国者の処遇と朝鮮総連/「正道」とは/非正道の手法をとる共和国/帰国への道/隠蔽されていた真実/共和国執権層の政治的性格/「千里馬運動」の成果は各国の援助によって/スターリニズムの強化──唯一指導体系の確立/帰国同胞襲う受難/送り出した者の責任/帰国者の処遇改善のもつ意味

【洪祥公・金定三対談①】
朝鮮大学生指名帰国事件
 はじめに/朝鮮大学へ/「一五〇日間革新運動」とは/選別された帰国学生/封じられた反対意見/朝鮮大学生集団帰国の目的は?/帰国学生たちの思い

【洪祥公・金定三対談②】
一九七〇~九〇年代
「合弁事業」「朝銀事業」について
 デタント/カルカッタ帰国協定
◎北朝鮮と帰国者(一)──朝鮮戦争からの復興期
  北朝鮮は労働人口を求めた/朝鮮戦争による北朝鮮人口の激減/軍事対決のなかでの復興/「経済復興三カ年計画」/ソ・中による復興援助/独裁体制の強化と在日朝鮮人の導入/「一人は万人のために、万人は一人のために」/農民の協同組合化/中国・合作社運動と並んで/「青山里精神、青山里方法」/金日成「帰国者は幸福」と語る/帰国者の数と出身地/帰国者は「模範生」となった
◎北朝鮮と帰国者(二)──「中ソ対立」から「文化大革命」へ
  1「中ソ対立」と北朝鮮
   ▽ソ連の援助とその中断 ▽中国の援助と朝中条約 ▽「日本軍国主義に備える」 ▽経済建設の失速 
  2北朝鮮の政治路線転換と帰国運動 
   ▽第四次党大会とその掌握力 ▽「思想闘争」を強調 ▽金日成思想のみが「革命精神」 ▽主体思想による国家運営──「三階層区分」 ▽「科学技術も金日成思想に立脚」 ▽「全人民の武装、全国の要塞化」 ▽一九六二年、党中央委員会の決定 ▽軍事対決を正面に ▽「全軍の幹部化」 ▽在日朝鮮人に何が期待されたか
  3帰国運動と朝鮮総連
   ▽一九>在日朝鮮人年表(一九四五~一九七四年)
執筆者一覧

かれらはなぜ、金日成・金正日体制を支えたのか

感想・レビュー

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山葵

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2004年出版。 複数の著者による編著で、帰国問題をさまざまな視点から論じている。他の帰国問題関連本と比較して「面白い」部分は、帰国事業が行われていた当時に朝鮮大学校で教鞭をとり、またその後、朝鮮総連の商工団体役員を務めたという人物との対談だろうか。 また、帰国事業の北朝鮮における必要性に焦点を当てている部分も興味深い。そこに注目すれば、その後、なぜ帰国した在日が粛清の対象となって言ったかが理解できる。2023/08/11

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