内容説明
六百年余りの伝統を誇る日本の古典芸能としての「能」の多くは、四季を背景に描かれて来ました。少しでも多くの方に能を知っていただきたい、そして能が語らずして語る日本の歴史・古典文学・神事・民俗学等々、精神風土の裾野のひろがりを共有したい。ささやかな願いをこめて一冊にまとめました。
目次
春(松山天狗;泰山府君 ほか)
夏(関寺小町;項羽 ほか)
秋(落葉;三輪 ほか)
冬(雪;絵馬 ほか)
著者等紹介
村瀬和子[ムラセカズコ]
詩人・日本現代詩詩人会会員。茶道裏千家・小原流いけばな教授。詩誌「火牛」「存在」同人。昭和60年より岐阜市青少年会館における「能の文学を語る会」講師。詩集「氷見のように」で、現代詩女流賞、中日詩人賞、岐阜県文化奨励、を受賞。平成10年度、現代詩・能楽評論部門にて岐阜県文化顕彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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