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出版社内容情報
短編ミステリー界の「日本代表」、ここに集結!
第73回日本推理作家協会賞短編部門受賞作
矢樹 純『夫の骨』も収録!
プロの読み手たちが驚愕、興奮、大絶賛!
厳格な選考を勝ち抜いた珠玉の傑作のみを豪華収録。
極上の読書体験を約束する“唯一無二”のアンソロジー!
昨年1年間に発表されたあらゆる短篇推理小説の中から、日本推理作家協会の厳格な選考を通過した珠玉の傑作だけを豪華厳選収録。新鋭からベテランまでキャリアに関係なく、「とにかく面白くて優れた」短篇のみを集めました。巻末には昨年のミステリー界の動向を記した「推理小説・二〇二〇年」に加え、推理小説関係の受賞作を完全網羅したリストも収録!
内容説明
第73回日本推理作家協会賞短編部門受賞作、矢樹純「夫の骨」も収録!プロの読み手たちが驚愕、興奮、大絶賛!厳格な選考を勝ち抜いた珠玉の傑作のみを豪華収録。極上の読書体験を約束する“唯一無二”のアンソロジー!短編ミステリー界の“日本代表”、ここに集結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
54
9編中既読は4編。毎年楽しめるけれど、今年は特に好みの作品ばかりだった。自信をもってオススメできる(≧▽≦)/ 秋吉理香子さん「神様」・井上真偽さん「青い告白」・木江恭さん「さかなの子」・薬丸岳さん「嫌疑不十分」がとくにたまらん! サイコー♪2020/11/26
ヒデミン@もも
52
満足満足。大好きな近藤史恵さんはじめ、矢樹純さん、秋吉理香子さん、櫻田智也さんの作品は既読だったが楽しめた。何より初読みの井上真偽さん、木江恭さん、真野光一さんとの出会いが嬉しい。そして、いつも軽い印象の知念実希人さんの短編も奥深く良かった。特に木江さんの『さかなの子』と薬丸岳さんの『嫌疑不十分』ドキッとした結末だった。2021/09/25
stobe1904
49
【2020年を代表するミステリ短編集】毎年楽しみにしているプロの作家が選んだミステリ短編集。今年の作品は日常の謎や本格ものなどバラエティに富んでいるが、今年はクライムテイストが多いのが特色。どの作品も素晴らしい出来だが、『さかなの子』と『嫌疑不十分』は秀逸。来年も楽しみ。★★★★★2021/03/09
ひさか
45
2020年10月講談社刊。2019年に発表された9つの短編アンソロジー。井上さんの青い告白は既読だが、ラストで明かされる想いが、やはり秀逸。矢樹さんの夫の骨は、インパクトがあり、心に残る。秋吉さんの神様も既読だが、サスペンスタッチが秀逸でした。2021/02/28
リッツ
29
短編集なので次から次へと楽しめた。目当てだった「夫の骨」妻の気持ちを考えると寒くなった。色々な既視感を感じるからくりだが幾重にも組まれていて迷わせる。後味としては苦い作品が多かったが「ウロボロス」と「傷の証言」そして既読だった「ホテル・カイザリン」には一途な気持ちの強さを感じて心が動いた。2021/03/27