内容説明
「たとえ病気が治らないとしても、幸せな気持ちでこの世を去ることができる」いつかはこの世から旅立つすべての人とそのご家族を、深い慈愛と畏敬の念によって、幸せへ導こうと努力する医師の想いが、ここに。
目次
第1章 理想的な死に方(病は呼びかけ;病人が家に居るということ ほか)
第2章 在宅へのこだわり(大きな遺産;在宅医療を可能にするもの ほか)
第3章 ガン家族論(ガン家族論;続ガン家族論 ほか)
第4章 幸せのコツ(涙の意味;幸せのコツ ほか)
著者等紹介
船戸崇史[フナトタカシ]
1959年(昭和34年)岐阜県生まれ。愛知医科大学医学部卒業後、外科医に憧れ岐阜大学第1外科に入局し、西美濃厚生病院、羽島市民病院、市立美濃病院、町立木曽川病院などで、専ら外科の技術を習得する。専門は消化器腫瘍外科。しかし、ガンには(私の)メスでは勝てないと悟り、せめて在宅で最後を看取るお手伝いができたらと1994年(平成6年)に岐阜県養老町にて開業。以来、西洋医学のみではなく、東洋医学、ホリスティック医学を取り入れて診療している。特に在宅医療には力を注いでおり、在宅での看取りも増えている。日本外科学会認定医。日本消化器外科学会認定医。日本消化器病学会認定医。養老郡医師会副会長。生きがいメディカルネットワーク理事
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