内容説明
本書は、現代日本社会における法現象の実態、特質、問題点を、法社会学的視角から、日本社会の構造との関連に留意しつつ、各領域ごとに明らかにしようとするものである。
目次
法社会学と法の概念
企業社会の形成と再編
法社会学と法史学の対話―「現代日本社会論」を歴史的に考察する
「普通の国」・「法の支配」・「自律的個人」―一九九〇年代の憲法状況を考える
日本の労働者とその法的保護
多様化する家族と夫婦別姓
日本社会における女性の人権と法
法曹―裁判官・検察官・弁護士
陪審制
司法制度改革
都市空間形成の主体と共同性
慣習法上の権利―社会の中のさまざまな法と権利
環境・公害問題をめぐる法と行政
消費者の権利
著者等紹介
矢野達雄[ヤノタツオ]
愛媛大学法文学部教授。大阪大学大学院法学研究科卒。愛媛県生まれ
楜沢能生[クルミサワヨシキ]
早稲田大学法学部教授。早稲田大学大学院法学研究科卒。大阪府生まれ
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感想・レビュー
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- 和書
- 希望としての憲法