• ポイントキャンペーン

呼吸器疾患 漢方治療のてびき―漢方薬治療・ガイドライン対応

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784877940744
  • NDC分類 493.3
  • Cコード C3047

内容説明

漢方薬をあまり知らない、西洋医学を専攻している内科医でも、漢方薬を臨床応用できるような治療指針が必要である。これが本書の出発点である。漢方医学は、患者さんが発する生体現象を、病気としてではなく、病人として全体像をとらえることが、その特徴である。言い換えれば、生体から発せられた兆候をイメージとして捉えることが重要である。本書は、そのような漢方医学が有する特徴を、少しでも理解して頂きたいという趣旨の下で書かせて頂いた。漢方医学の基本的概念、呼吸器疾患における代表的な漢方薬の使用方法に関して概説した。

目次

第1章 漢方のEBM
第2章 漢方医学の特質
第3章 漢方の病態把握法
第4章 急性感染症における漢方薬の使用に関して
第5章 COPDにおける漢方薬の使用に関して
第6章 気管支喘息における漢方薬の使用に関して
第7章 肺腫瘍における漢方薬の使用に関して
第8章 老人性肺炎における漢方薬の使用に関して
第9章 その他の慢性呼吸器疾患における漢方薬の使用に関して
第10章 補剤の使用に関して

著者等紹介

巽浩一郎[タツミコウイチロウ]
1979年千葉大学医学部卒業。同年同附属病院呼吸器内科医員。89年米国コロラド大学ヘルスサイエンスセンター心肺血管研究室留学。98年千葉大学医学部呼吸器内科講師。2001年同大学院医学研究院加齢呼吸器病態制御学助教授。日本呼吸器学会発行「漢方薬治療における医薬品の適正な使用法ガイドライン」(2005)作成委員を務める。漢方は故・池田和広氏(藤平健・小倉重成門下)に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。