内容説明
本書は夢二の著書などから編者のお気に入りの詩歌を厳選し、翻訳したものである。その詩は、女性、児童、旅芸人など、弱き者たちへの同情という現実社会への深い省察に満ちている。それは私たちを深い芸術の深淵に誘うことになるでしょう。
目次
靴下
留針
子守唄
古風な恋
最初のキッス
二人の愛人
あけくれ
ためいき
遠い恋人
秋の眸
手
手紙
母の家
あなたの心
きょう
友情
若き日
晩餐
ひとり
春はとぶ〔ほか〕
著者等紹介
徐青[ジョセイ]
中国上海市に生まれる。2009年名古屋大学よりPh.D.取得。2009‐2011年復旦大学歴史系ポストドクター。現在―浙江理工大学外国語学院準教授、大学院指導教員、学術委員会委員。愛知大学国際問題研究所客員研究員、早稲田大学政治経済研究科訪問研究員、浙江省翻訳協会理事、竹久夢二学会准会員。専攻:国際文化関係学、日本言語文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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