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内容説明
大震災時に出産の危機!!
帝王切開を自分で観察!?
オタクで現役外科医のさーたりさんによる、
医者ならではの結婚・出産体験!
ブログ「腐女医で行く!」で触れた名エピソードをもとに
全面描き直しのうえ、新規描き下ろしを加えた
『腐女医の医者道!』前日譚!
巻末に電子書籍だけでしか読めないエピソード漫画(カラー2ページ)を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
48
著者初読み。一緒に借りてきている本が先だったようですが、この本は結婚から出産、育児が描かれていて問題なく面白かったです。大学病院の研修医の過酷さには唖然。外科医の専門医となるには研修期間が6年間必要で、その間無給で大学院生の学生という身分。そのため出産での各種補助が無い。産休育休関係無し。保育園入園資格も学生ということで点数下がる。殆ど無休、長時間勤務なのに。日本の研修医制度何とかならないのでしょうか?そんな環境の中、頑張るさーたりさんはすごい。改めて医療従事者に感謝です。3人のお子さんは宝ですね。2021/08/24
たまきら
32
外科医として働きながら結婚、出産、育児。プラスしてマンガ描き!そのパワフルさと激務にのけぞりながら、笑わせていただきました。あと、「医局が始まって30年近く経つが結婚・妊娠・出産する医師はお前が初めて」と言われたという環境にものけぞる…。医師ならでは?パパと娘の初めての出会いや、娘の成長スケジュールが国家試験の語呂合わせそのままとか、お医者さんネタにも笑っちゃいました。著者も第一子さんが震災の年の子なんですね。私も夫に「明日からとりあえず大阪に引っ越せ」みたいなことを言われて大げんかしたのよね…。2023/12/13
にゃんた
26
女性が外科医を続けながらの結婚出産、悩むくらいならやってみる感じがすごくいい!医者ならではの妊娠生活や出産ネタ、子育の苦労も苦労に見えないこの感じ、 さーたり先生ってすごい!それでいて生と死のドラマの話もありで、たくさん感じるものがあった。 今を懸命に生きる後押しをくれる。2020/04/04
藤瀬こうたろー
20
パラパラ読んでて、職場で知り合って結婚、共働きで出産後も辞めずに保育所に預けながら勤務、一番上の子が自然分娩で、下の2人の子が帝王切開とうちと環境が似ていたため、興味を持って一読。医術という専門的な知識・技術を身につけてバリバリ働き、片やマンガも描けるし、意見もハッキリ言えるって今の女性の理想形じゃないのかな、さーたりさんって。見ていて頼もしいですよね。しかし、帝王切開の時に自分のおなかの中が見てみたいってかみさんも同じこと言ってたんで面白かったです(実際に見たらしい)。さても、理系女子のたくましさよ!2020/09/19
assam2005
19
今回は出産がメイン。せっかく帝王切開するなら自分の体の中がどうなってるのか見てみたいと、手術中、目を凝らして見ながら出産って壮絶。私も出産を終えて随分経ってから「出産の様子を第三者的に見てみたかった」気もしますが、当時はそんなことカケラも思えませんでした。「推しキャラと同じ誕生日に!」と踏ん張るさーたりさんのパワフルさにも驚き。「無事出産できることは奇跡」という言葉も、年齢を重ねる毎に重く感じます。そして、「無事に生きること」もまた奇跡なのではないかと。もう一度会いたい人と再び会えるのもまた同じでは。2020/06/20