内容説明
ドイツのエネルギー政策の転換を生み出すに至る第二次世界大戦後の政治的・経済的・法制的・社会的プロセスを分析し、再生可能エネルギーの供給体制確保を中心に、将来エネルギーの全体像を明らかにする。
目次
第1篇 人類社会とエネルギー(何が問題か―エネルギーと環境と経済社会;エネルギーの歴史)
第2篇 内内の代議制民主主義から直接的な民主主義へ―「エネルギー転換」へいたるドイツの道(西ドイツのエネルギー政策と原子力発電;再生可能エネルギー拡大と「脱原発」のプレリュード;経済界主導の「脱原発」と「エネルギー転換」;「脱原発」のインテルメッツォと福島第一原発事故;「再生可能エネルギー時代」を目差して)
“ハードな道”と“ソフトな道”―岐路に立つ現代世界
著者等紹介
宮本光雄[ミヤモトミツオ]
1947年、茨城県生まれ。成蹊大学名誉教授。国際政治学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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