内容説明
東アジアの大都市での人口変動の推移、不動産価格の変動などによる住民生活への影響を検討し、政府・自治体による対応を整理する。さらにインナーエリアの実態、環境改善、コミュニティの対応などを課題として提起する。
目次
序章
1 東京大都市圏政策の変遷とその課題―首都圏基本計画を中心に
2 上海における住宅制度の改革―公有住宅の改革、住宅共同基金制度、および「政策保障型住宅供給システム」の構築をめぐって
3 都市成長の管理と不動産保有税―固定資産税を中心として
4 不動産租税制度改革に対する小考
5 韓国地方財政調整制度の現況と改善課題
6 東京の町内会―その概観と展望
7 韓国の末端地方行政単位における地域社会団体のあり方
8 移行期の都市社会における社会的資本の蓄積―上海におけるコミュニティ・ガバナンス政策の再設計
著者等紹介
三宅博史[ミヤケヒロシ]
東京市政調査会研究室長
五石敬路[ゴイシノリミチ]
東京市政調査会主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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