内容説明
アフリカ政治における「市民社会」運動を経て開催された「国民会議」による民主化プロセスを市民社会論の角度から問い直し、21世紀アフリカの曙光の兆しを探る。
目次
序章 本書の問題意識と分析視角
第1章 アフリカの民主化研究における理論的枠組みの系譜
第2章 アフリカ政治研究における「市民社会」概念の考察
第3章 国民会議を通じたアフリカの民主化プロセス
第4章 国民会議による民主化プロセスの比較
第5章 人権運動を通じた民主化プロセス
第6章 民主化プロセスにおける政党の役割
第7章 グローバル市民社会論と民主化プロセス
第8章 アフリカの民主化移行における国民会議の役割と「市民社会」概念の意味
著者等紹介
岩田拓夫[イワタタクオ]
1972年徳島市に生まれる。1997年関西学院大学法学部政治学科卒業。2003年神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程修了(政治学博士)。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科講師
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