内容説明
私たちは、自分が信じているようにしか物事を見ることができない。
目次
第1章 扉を見つける(「経験」を疑う;「クリエイティビティ」を疑う ほか)
第2章 扉の前に立つ(「知識」を疑う;「成功法則」を疑う ほか)
第3章 ドアノブに手をかける(「絶対確実」を疑う;「目的」を疑う ほか)
第4章 扉は開く(「視点」を疑う;「承認欲求」を疑う ほか)
著者等紹介
長谷川雅彬[ハセガワマサアキ]
立教大学経営学部にて元日銀政策決定委員の田谷禎三氏に師事。卒業後は大和証券キャピタルマーケッツ(現・大和証券)にて投資ストラテジストとして勤務。その後、スペインのIE Universityにて日本人初のVisual Media Communication修士号を取得し、イスラエルにてソフトウェア会社のチーフエバンジェリストとして勤務。2014年よりスペインに戻りコンサルや執筆活動を開始し、スペインとアメリカで書籍を出版する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佳音
87
避難先に選んだ場所で生死が分かれた。避けられないことは必ずある。生かされた者は己を責めるが、有事や天変地異においては、誰も他者を責める事はできない。自分の選択はよかったのか、せめて日常的なことでまずは信じていることを疑う勇気をもとうと、たまたま家族が借りたこの本を手に取った。...まったく役にたたない。(笑) ごめんね。2018/03/11
デビっちん
26
再読。1回読んだときに感じた、平易で簡素な文で意味もわかるのに何故かモヤモヤとした読後感を感じていた理由がわかりました。理屈で割り切れる科学の世界とそうでない世界がごちゃ混ぜになっていたからだったんですね。なるほどー!2017/11/16
デビっちん
25
人は、自分が信じているようにしか物事を見ることができない性質があります。しかし、今信じていることは自らの積極的な意思から発せられたものでしょうか?はっきりと「そうだ」と答えることができる人にとっては、本書は必要ないかもしれません。そうでない人にとって、本書に紹介されている眼鏡をかければ、世界が一変して見えることでしょう。2017/10/01
デビっちん
22
再読。脳を疑うところの項目すごいなー。左脳が作り出す言い訳の裏側にあるものを認識するようにすると、新たな未来が創造されるんですね。2018/11/05
Humbaba
4
必ず成功するという保証など誰も出来ない。だからこそ、失敗することを前提として、それを織り込んだ上で計画を立てなければいけない。計画段階においてはどうしても夢が先行して現実を直視しないままに甘い未来予想図になりがちだが、それを克服したからこそ成功している人がたくさんいる。2017/10/22