内容説明
『髑髏城の七人』が装い新たに蘇る!天下統一を目前にした豊臣秀吉に反旗を掲げ、暴虐の限りを尽くす髑髏党と首領“天魔王”。その行く手をふさぐべく、二人の男“捨之助”と“蘭兵衛”は闘いを挑む。三人が相見えた時、運命は再び動きだす。
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』『朧の森に棲む鬼』など、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けいこ
13
戯曲本。図書館で読んだのだけど、初演のものやアオドクロ/アカドクロ版や花鳥風版など「髑髏城の七人」のタイトルでいろいろ出版されていることに驚きました。役者に合わせてストーリーを少しずつ変えているんですね。花版は王道のストーリーらしい。「髑髏城の七人」はアクション中心の戯曲のような気もするので、舞台を観たくなりました。2017/12/02
arisaka
4
劇団☆新感線の代表作「髑髏城の七人」を花鳥風月極と5パターン連続上演する企画。一番手の花バージョンは2011年通称「ワカドクロ」の設定を引き継いで、信長の家臣だった残された三人の遺恨に決着を着ける物語。過去を捨てた捨之介、過去を封印した蘭兵衛、過去に呪縛された天魔王、彼らの縁が一堂に会する時、関東平野に因縁の花が咲く。舞台とは違う戯曲ならではの魅力もあります。2017/09/03
N
2
図書館本 舞台のライブビューイングをみて、本もあるなら読みたいと思い借りました!初⭐︎劇団新感線だったので、こんなにおもしろいなら、もっと前から知ってたらよかった…!と思いました(>_<)古田新太の贋鉄斎、ほんとツボでした笑 私の脳内には、本より舞台上でのセリフ多くなかったっけ⁈と思うくらい内容こかったです笑 あとがきの誤植について、ここのレビューをみて、2011年ver.も並行して読みました。なるほど!笑 と思いました☺️2017/06/05
ともなりたすく
0
感想書いたのに電波切断で投稿されなかったつらみ。゚(゚´ω`゚)゚。2017/05/29